ガバナンス

妥協のない誠実さとコンプライアンス

誠実さは、エクイニクスの中核的な価値観です。 私たちは、私たちの価値観を維持するためのコミットメントが、従業員やお客様との強い信頼関係を築くものであることを知っています。 エクイニクスが成長し、新しい地域に進出し、従業員数の増加に伴う複雑さを管理するにつれ、倫理的にビジネスを行うという当社のコミットメントはより一層強くなっています。

私たちは、従業員が安全であると感じ、サポートされることで、物事が正しくないときに発言する力を従業員につけてほしいと願っています。 私たちは、強固な企業文化を維持するために一貫したプロセスを導入し、誠実さをすべての行動の中核に据え続けるために、経営陣のサポートに依拠しています。

コンプライアンス

エクイニクスは、当社が事業を展開する地域において適用されるすべての地域、州、連邦、および国際的な法律と規制の遵守を維持しています。VPであり法務担当兼チーフコンプライアンスオフィサーは、倫理・コンプライアンスに関する事項の実施・遂行を主導し、法務・人事担当最高責任者の直属の部下となります。 コンプライアンスを超えたパフォーマンスを重視し、強固なガバナンス体制を構築することで、誠実な事業活動を行い、ステークホルダーとの信頼感を維持しています。 また、エクイニクスの法務、コーポレート、チーフ・プライバシー・オフィサー(SVP)が率いるプライバシーオフィスが、進化するプライバシー法や適用される規制への当社の対応を監督しています。

企業行動規範

従業員教育・啓発

エクイニクスの全従業員に対し、当社を代表して日々の意思決定や行動を行う際にエクイニクスの倫理基準を守る方法について、定期的なコンプライアンス・トレーニングを義務付けています。 新入社員は、入社時に2回のコンプライアンス研修を受けることが義務付けられています。 これらのトレーニングは、従業員の入社日から6ヶ月以内に完了する必要があります。 その後、エクイニクスの全従業員は、毎年コンプライアンス研修を受けることが義務付けられています。 2021年、贈収賄防止と汚職防止に焦点を当てたエクイニクスの年次倫理・コンプライアンス研修は、全世界の従業員が100%完了しました。 エクイニクスは、過去8年間にわたり、年次コンプライアンス研修の100%修了を達成しています。

研修に加え、さまざまなコミュニケーションツールを用いて、コンプライアンスに関する話題を従業員に提供し、教育しています。 今後もこれらのツールを拡充し、来年は従業員とのコミュニケーション戦略を強化する予定です。

倫理とコンプライアンスに関する当社の指針を記載した当社の企業行動規範は、定期的に見直し、更新され、一般向けのequinix.comウェブサイトおよび社内サイトで公開されています。 また、多様な従業員に対応するため、多言語にも対応しています。

差別禁止法・労働法

私たちは、あらゆる形態の差別に反対しています。 また、あらゆる形態の現代の奴隷制、人身売買、強制労働、児童労働に反対しています。 当社が世界中でどのようにビジネスを展開しているか、またパートナーやサプライヤーに課している要件についての詳細は、エクイニクスのビジネスパートナー行動規範をご覧ください。

贈収賄と汚職の防止

不祥事の問い合わせや報告にはすべて対応し、問題の検討と解決は個別に管理しています。 取締役会の指名・ガバナンス委員会は、チーフ・コンプライアンス・オフィサーが率いる当社のガバナンス・リスク・コンプライアンス(GRC)プログラムを監督し、定期的に最新情報を入手しています。

私たちは、最高水準の誠実さを満たすために、倫理・コンプライアンスプログラムの有効性を定期的に評価しています。

利益相反

私たちは、個人が報復の恐れを感じることなく、真の懸念事項を提起することができ、その懸念が真剣に受け止められ、対処されると確信できる環境を作ることが重要であると信じています。 倫理・コンプライアンス・ヘルプラインは、従業員および一般の方が、当社の企業行動規範、当社の方針または法律に関する事件や状況、あるいはその他の懸念事項を報告するために利用できます。 2021年には、倫理・コンプライアンスヘルプライン内に「利益相反」ポータルを追加し、プロセスを合理化し、従業員が利益相反の問い合わせに必要な関連情報をよりシンプルに提出できるようにしました。

サプライヤー・ESG・エンゲージメント

責任あるサプライチェーンの構築は優先事項です。