エクイニクスでは、マテリアリティへの取り組みを重視し、当社のビジネスが影響を与える重要なESG分野の改善を目指し、報告の標準化と見える化を推進しています。
事業全体で気候中立を達成するというグローバルな取り組みに着手した最初のデータセンター企業
事業活動とサプライチェーンの排出量に関する、科学的根拠に基づく検証済みの目標
EUのサステナビリティ要求事項に対するデータセンターの整合性と自主規制を推進
再生可能エネルギー100%の目標達成に向けて、4年連続で90%超を達成
2020年に発行して以来、グリーンビルディング、再生可能エネルギー、効率化プロジェクトに29億ドルを充当
気候変動リスクに関するリーダーシップと透明性を示すAレベルを2年連続で取得
2021年のオペレーショナルエクセレンスとエネルギー需要削減の推進
2020年から2021年にかけて電力使用効率を5.5%向上
USGBC LEED評価システムで認証されているデータセンターの総面積
* 2022年4月現在
従業員向け倫理・コンプライアンス研修の修了率
データセキュリティポリシーとプロトコルの認定を取得
政治の透明性を示すCPA-Zicklin Indexスコアの向上
指名・ガバナンス委員会の定款に基づくESGの正式な監督
最近取締役に就任した3名は女性および人種的に多様な人物
多様性とサステナビリティに重点を置いた調達主導の戦略
特定の従業員がGDPRに特化したコンプライアンストレーニングを受講
データセンター業界団体の理事や会長を務めているエクイニクスのリーダー
お客様向けサイバー監査を実施し、高リスクの指摘事項はゼロ
以下に開示する情報は、2021年1月1日から2021年12月31日までの報告期間を反映したものです。
開示番号 | 開示タイトル | 2021年の対応 | |
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GRI 102: Organizational Profile | |||
102-1 | 組織名 | Equinix, Inc. (NASDAQ: EQIX) | |
102-2 | 活動、ブランド、製品、サービス | エクイニクスは、International Business Exchange™(IBX®)およびxScale™コロケーションデータセンターのほか、インターコネクション(相互接続)ソリューションやマネージドITインフラストラクチャサービスを提供しています。その他の詳細については、2021年版のフォーム10-Kをご覧ください。 | |
102-3 | 本社所在地 | One Lagoon Drive, Redwood City, California 94065, USA | |
102-4 | 事業所所在地 | 2021年末時点で、エクイニクスはアメリカ、アジア太平洋、ヨーロッパ・中東・アフリカ(「EMEA」)の27か国、66の戦略的市場において、240のIBXおよびxScaleデータセンターを運営しています。2021年12月現在の事業展開状況は以下のとおりです。
アジア太平洋地域の13都市圏(オーストラリア、中国、日本、香港、シンガポール、韓国) |
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102-5 | 所有権および法的形式 | エクイニクスは不動産投資信託(「REIT」)であり、NASDAQ株式市場で上場しています。 | |
102-6 | 対象市場 | 2021年、エクイニクスはアメリカ、アジア太平洋、EMEAの66の戦略的市場で事業を展開し、クラウドおよびITサービスプロバイダ、コンテンツプロバイダ、大企業、金融機関、ネットワークおよびモバイルサービスプロバイダなど、多様な企業・組織からなる1万以上の取引先を獲得しています。 | |
102-7 | 組織の規模 | 2021年版フォーム10-K、項目1 | |
102-8 | 従業員等に関する情報 | 総人数:2021年12月31日の時点でのエクイニクスの正社員数は10,612人です。2020年以降、12.2%の人員増となっています。 雇用形態ごとの従業員総数(男女別):
地域ごとの従業員総数(雇用形態別):
労働時間ごとの正社員総数(男女別):
公正労働基準法の適用ステータスごとの正社員総数(地域別):
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102-9 | サプライチェーン | エクイニクスは、マルチテナント型のリテール向け相互接続データセンターの設計、構築、運用をグローバルに展開しています。サプライチェーンは、空間、電力、冷却をお客様に提供するために必要となる資材供給者および公益事業者との契約に基づいており、データセンターの建設に使用する資材と、建設段階で当社が雇用する請負業者で構成されています。電力・冷却インフラは、お客様の電子機器に確実に電力を供給するための拠点内機器(バックアップ発電機やUPS装置を含む)と、お客様の機器を効率的かつ確実に稼働させるために必要な温度・気流・湿度を維持するための機器(空調機器)で構成されています。電力サプライチェーンは、価格と環境保護の両面で監視・管理されています。また、データセンターの運用と信頼性の維持にあたっては、物理的なセキュリティ対策やセキュリティ担当者、清掃員、廃棄物管理会社などの様々なサプライヤーを利用するほか、事業戦略やプロセスの改善を支援する目的で、様々なコンサルタントやサプライヤーを利用しています。さらに、サプライヤーが高い倫理基準と環境コンプライアンスを維持できるように努めています。サプライヤー向けESG要件について詳しくは、ビジネスパートナー向け行動規範をご確認ください | |
102-10 | 組織およびそのサプライチェーンに対する重大な変更 | 2021年には、IBXデータセンターを9カ所、合弁会社を通じてxScaleデータセンターを6カ所開設し、3つの新規市場に参入した結果、データセンターの総施設数は、2022年1月に開設したMU4とGN1データセンターを含めて240に増加しました。2021年9月には、GPX Global Systems, Inc.のインド事業の買収完了に伴い、Platform Equinix®を戦略的なインド市場に拡張したことを発表しました。また、2021年12月には、西アフリカの大手データセンターおよび接続ソリューションプロバイダーであるMainOne社の買収計画を通じてアフリカに進出することを発表しています。GPXおよびMainOneは、特段の記載がない限り、報告対象範囲から除外しています。 | |
102-11 | 予防原則または予防的措置 | エクイニクスは、予防原則を特に適用していませんが、適用される地域、地方、連邦、および国際レベルのすべての法規を遵守しています。また、最高レベルの誠実さと信頼性をもって業務を遂行できるよう対策を講じ、業界のベストプラクティスに従う、あるいはそれを上回るプログラムの開発を目指しています。ポリシーと実践にリスクベースのアプローチを全世界で採用し、当社の事業活動の影響や導入しているポリシーの透明性を高めるなど、世界中でベストプラクティスを実践することを目指しています。 | |
102-12 | 社外での取り組み | 2021年12月31日現在、エクイニクスは以下の取り組みに参加しています(順不同)。アカウンティング・フォー・サステナビリティ(A4S)、CDP、CEO Action for Diversity & Inclusion、クリーンエネルギーバイヤー協会(CEBA)、気候中立データセンター事業者協定、デジタルインクルージョンベンチマーク、EcoVadis、EUデータセンター行動規範、欧州データセンター協会(EUDCA)、EUデータセンターオペレーター、グローバル不動産サステナビリティベンチマーク(GRESB)、グリーンデータセンター研究プログラム、情報技術産業協会(旧グリーンデータセンター研究計画。情報技術産業協会(および旧グリーングリッド)、ISO 14001環境マネジメントシステム、ISO 50001エネルギーマネジメントシステム、NAREIT不動産サステナビリティ協議会(RESC)およびESGフォーラム、パラダイム・フォー・パリティ、RE100、SASB、シンガポールBCA-IMDAグリーンマーク、S&Pグローバル企業サステナビリティ評価、S&P グローバル企業サステナビリティ評価、RE100、SASB、シンガポールBCA-IMDAグリーンマーク、S&Pグローバル企業サステナビリティ評価、TCFD、techUK、米国環境保護庁(EPA)エネルギースターデータセンター評価プログラム、米国EPAグリーン電力パートナーシップ、米国グリーンビルディング協会(USGBC)、VigeoEiris。このリストはすべてを網羅するものではありません。 | |
102-13 | 協会への加盟 | エクイニクスが業界団体に加盟していることは、その団体のすべての見解や立場に同意していることを示すものではありません。以下は、2021年12月31日現在、エクイニクスが会員登録している組織の例です。 業界団体
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GRI 102:戦略 | |||
102-14 | 上級意思決定者の声明 | CEOレター | |
102-15 | 主な影響、リスク、機会 | 2021年版フォーム10-K、項目1A | |
GRI 102:倫理と誠実さ | |||
102-16 | 価値観、原則、基準、行動規範 | エクイニクスの従業員およびエクイニクスの業務を代行するすべての個人を対象とした、当社の企業価値観、倫理、コンプライアンスに関する要求事項は、エクイニクスのビジネス行動規範に詳細に規定されています。 | |
GRI 102:ガバナンス | |||
102-17 | 倫理に関する相談・懸念のメカニズム | 当社の内部告発者保護に関する慣行は、エクイニクスのビジネス行動規範に詳細に規定されています。エクイニクスの公益通報者保護ポリシーは、企業の「内部告発者」を保護し、倫理や腐敗に関する懸念が真剣に受け止められ、会社によって対処されることを確実にするものです。 | |
102-18 102-19 102-20 102-21 102-30 102-31 102-32 |
ガバナンス体制
権限委譲 経済、環境、および社会的なトピックに対する経営者レベルの責任 経済、環境、および社会的なトピックに関するステークホルダーとの協議 リスク管理プロセスの有効性 経済、環境、および社会的トピックのレビュー サステナビリティ関連の報告における最高ガバナンス機関の役割 |
エクイニクスでは、誠実さ、高潔さ、一貫した倫理的行動を特徴とする組織作りのために、社員全員が一丸となって取り組んでいます。最高水準のビジネス行動とプロフェッショナルな行動に対するコミットメントは、テクノロジーと同様に、当社のビジネスを差別化するものです。当社が採用している健全なコーポレートガバナンス慣行は、説明責任と透明性を高め、株主の最善の利益を倫理的に追求することを促進しています。
2021年にエクイニクスは、指名委員会とガバナンス委員会を、独立社外取締役のみで構成される単一の指名・ガバナンス委員会に統合しました。指名・ガバナンス委員会は、エクイニクスでのESGの監督を担当し、企業環境、社会およびガバナンスの問題に関連する戦略、ポリシー、慣行、実績、および報告を定期的にレビューしています。 サステナビリティ執行委員会とサステナビリティプログラムオフィス(SPO)の責任には、エクイニクスの評判を高め、業界をリードできるよう、(i)サステナビリティ戦略とポリシーを設定し、(ii)目標達成状況を監視および追跡して、(iii)当社の取り組みを外部に透明に伝えることが含まれます。 サステナビリティプログラムは、3つのプログラムトラック(柱)で構成されています。2021年、各柱は、ESGトピックを他の上級役員および従業員に委任する責任を負う、少なくとも1名の経営陣(CEO、CFO、CHRO/CLO、グローバルオペレーションズ担当EVPを含む執行委員会を構成)によって主導されました。 2021年のサステナビリティ関連の日々の活動は、グローバルプログラムディレクターの指揮の下、30名ほどのグローバルおよびリージョナルリードからなるワーキングチームによって実行されました。ワーキングチームは定期的に会合し、執行委員会は年に2~4回開催されます。プログラムディレクターは、ワーキングチームの支援を受け、必要に応じて四半期ごとにCEOおよび取締役会の指名・ガバナンス委員会と会合を設けることができます。 ステークホルダーとの協議はワーキングチームが主導し、エクイニクスのマテリアリティアセスメント(2020年秋に最終更新)には、エクイニクスのESGプログラムと目標に関するフィードバックを提供した様々なステークホルダーが参加しました。 エクイニクスのインベスターリレーションズ(IR)チームは、30以上の投資家会議、ノンディールロードショー、投資家グループイベントに参加、またはそれらを主催することで、世界中の多くの投資家と面談しました。また、一部の投資家からは、当社のコーポレートガバナンスモデル、ESG課題、役員報酬プログラムに関連するトピックについて話し合うためのエンゲージメントミーティングを要請されました。さらに、エクイニクスのIRチームは、2021年秋に25の筆頭株主と積極的に連絡を取り、これらのトピックについて話し合い、フィードバックを求めました。 |
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102-22 | 最高ガバナンス機関およびその委員会の構成 | 2022年株主総会招集通知 | |
102-23 | 最高ガバナンス機関の議長 | 2022年株主総会招集通知 | |
102-24 | 最高ガバナンス機関の指名・選定 | 2022年株主総会招集通知 | |
GRI 102:ステークホルダーのエンゲージメント | |||
102-40 | ステークホルダーグループ一覧 | 詳細については、ステークホルダーエンゲージメントの表をご覧ください。 | |
102-41 | 団体交渉協定 | アメリカ地域では、ブラジルとカナダの両方で団体交渉が行われています。ブラジルでは、労働者の100%が組合との団体交渉の対象となり、カナダでは、労働者の4.4%が組合に加入しています。
アジア太平洋地域では、エクイニクスの従業員は団体交渉や労働組合の対象にはなっていません。ただし、日本、中国、韓国では、福利厚生や雇用条件を変更する場合に、エクイニクスが従業員との協議プロセスを経て、同意を得る必要があるとされています。 EMEA地域では、フランス、英国、ドイツ、オランダ、スペイン、フィンランド、スウェーデンに正式な従業員評議会または従業員代表者の組織があります。フランスでは団体交渉が実施されており、現在の適用範囲は従業員の65%となっています。 |
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102-42 | ステークホルダーの特定と選定 | ステークホルダーの関与は、当社のサステナビリティへの取り組みを成功させるうえで不可欠です。エクイニクスは、主要なステークホルダーのことを、エクイニクスのビジネスに最大の影響を与える関係者、またはエクイニクスから最大の影響を受ける関係者として定義しています。エクイニクスの主要なステークホルダー、およびエンゲージメントの方法と頻度については、「ステークホルダーのエンゲージメント」のセクションで詳しく説明しています。 | |
102-43 | ステークホルダーエンゲージメントのアプローチ | このプロセスについて詳しくは、「ステークホルダーのエンゲージメント」のセクションをご覧ください。 | |
102-44 | 主なトピックと懸念事項 | このプロセスについて詳しくは、「ステークホルダーのエンゲージメント」と「マテリアリティ」のセクションをご覧ください。 | |
GRI 102:報告慣行 | |||
102-45 | 連結財務諸表に含まれる事業体 | 全事業体の一覧は、2021年版のフォーム10-Kに示されています。 | |
102-46 | 報告内容とトピックの定義 バウンダリ | 詳細については、レポートプロファイルの考察をご覧ください。 | |
102-47 | 重要トピックの一覧 | 詳細については、マテリアリティアセスメントの考察をご覧ください。 | |
102-48 | 情報の再掲載 | なし | |
102-49 | 報告内容の変更 | サステナビリティレポートの運用バウンダリの変更には、2021年に完了した拠点(BX1、DC21、FR8、LD11x、MC1、ML5、PA9x、SG5、SP5x、SV11、TY12x)の追加が含まれます。エクイニクスによるMainOneとGPXの買収は、特段の記載がない限り、報告バウンダリから除外しています。また、既存拠点におけるデータセンターの拡張も含まれます。詳細については、マテリアリティアセスメントの考察をご覧ください。 | |
102-50 | 報告期間 | 2021年暦年 | |
102-51 | 直近の報告書作成日 | 2021年のデータを対象に2022年4月に公開 | |
102-52 | 報告サイクル | 年1回 | |
102-53 | 報告書に関する問い合わせ先 | ジェニファー・ルッホ サステナビリティ・プログラム・オフィス、サステナビリティ担当ディレクター Sustainability@equinix.com 1.800.322.9280 |
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102-54 | GRIスタンダードに準拠した報告に関する声明 | このレポートは、GRIのスタンダードである中核オプションに従って作成されました。 | |
102-55 | GRIコンテンツ指標 | 本セクションに記載 | |
102-56 | 外部保証 | このレポートには外部保証はありませんが、エクイニクスの2015年から2021年のエネルギー、再生可能エネルギー、スコープ1、スコープ2、スコープ3の排出量は、限定保証基準ISO 14064-3に基づいて外部検証されています。 |
開示番号 | 開示タイトル | 2021年の対応 | |
---|---|---|---|
GRI 201:経済的パフォーマンス | |||
103-1 | 重要トピックとそのバウンダリの説明 | マテリアリティアセスメント | |
103-2 103-3 |
管理アプローチとその構成要素 管理アプローチの評価 |
2021年版フォーム10-K | |
201-1 | 直接的に発生・分配した経済価値 | 2021年版フォーム10-K、項目7 | |
201-2 | 気候変動による財務上の影響およびその他のリスクと機会 | エクイニクス2021年CDP気候変動調査への回答 | |
GRI 203:間接的な経済的影響 | |||
103-1 | 重要トピックとそのバウンダリの説明 | マテリアリティアセスメント | |
103-2 103-3 |
管理アプローチとその構成要素
管理アプローチの評価 |
エクイニクスの社会貢献活動と市民活動への取り組み | |
203-1 | サポートされているインフラ投資およびサービスの発展と影響 | インフラ投資:2021年版フォーム10-K、連結財務諸表注記17。
エクイニクスの「コミュニティ・インパクト」プログラムは、地域社会とのつながりや帰属意識を高めます。社員はこのプログラムを通じ、エクイニクスの支援を利用して、私たちが働き生活する地域社会に貢献することができます。2021年のコミュニティ・インパクトの取り組みでは、世界各地の約2,200の非営利団体に、従業員からの寄付、企業からのマッチングや助成金による約205万ドル、16,500時間以上のボランティア活動がもたらされました。 |
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203-2 | 重大な間接的経済効果 | この指標からは、事業成長の結果として、または離職した従業員を代替する必要性から、2021年にどれだけの雇用機会が創出されたかを判断できます。2021年の3,238人の募集に対して、合計1,751人を外部採用して、731人を内部補充し、残りの欠員ポジションは2022年に繰り越されるか、取り消されました。 | |
GRI 205:腐敗防止 | |||
103-1 | 重要トピックとそのバウンダリの説明 | マテリアリティアセスメント | |
103-2 103-3 |
管理アプローチとその構成要素
管理アプローチの評価 |
エクイニクスのガバナンスと倫理への取り組み | |
205-1 | 事業における腐敗関連リスクの評価 | すべての組織は、その組織の構成員の行動によって判断されます。社員が常に誠実かつ高潔に行動することで、会社は信頼を築き、倫理的な行動に対する評判を高めることができます。エクイニクスでは、倫理的に行動することは正しいことであるだけでなく、ビジネスの観点からも理にかなったことであると考えています。エクイニクスは、最高水準のビジネス行動とプロフェッショナルな行動を徹底するよう取り組んでいます。エクイニクスのビジネス行動規範は、汚職に対する姿勢を含む当社の倫理的価値と基準を反映し、文書化したものです。全従業員が日々の意思決定や当社を代表する行動において、当社の倫理基準を実践するためのガイダンスを提供できるよう、ビジネス行動規範と贈収賄・汚職防止に関する必須トレーニングを課しています。また、定期的に従業員調査を行い、リスクアセスメントを実施して、プログラムの有効性を評価しています。エクイニクスは、当社の事業に悪影響を及ぼす可能性のある様々なリスクを評価するために、事業運営と市場環境を継続的に見直しています。汚職に関連するものを含むこれらのリスクは、SEC向け報告書のリスク要因に関するセクションで毎年報告されています。2021年版フォーム10-Kをご覧ください。 | |
205-2 | 腐敗防止関連のポリシーと手順に関するコミュニケーションとトレーニング | エクイニクスの新規採用者は全員、採用後6か月以内にビジネス行動規範と贈収賄・汚職防止トレーニングの両方を修了する必要があります。その後は、毎年の研修スケジュールに応じて、オンラインまたは対面形式のコンプライアンストレーニングを受講することが求められます。トレーニングは、エクイニクスの全従業員にリーチすることを可能にするソフトウェアプログラムを通じて、多言語で提供されています。新しく加わった取締役は、オンボーディングオリエンテーションの一環として、贈収賄防止と汚職防止(ABC)リスク、およびエクイニクスのABCポリシーとトレーニングプログラムに関する研修を受けます。エクイニクスの経営陣も上記の従業員向け必須トレーニングに参加しています。エクイニクスの公益通報者保護ポリシーは、企業の「内部告発者」を保護し、倫理や腐敗に関する懸念が真剣に受け止められ、会社によって対処されることを確実にするものです。 | |
205-3 | 確認された汚職事件と取られた措置 | 汚職、倫理、コンプライアンスに関する詳細な報告については、当社のSEC提出書類をご覧ください。エクイニクスは報告の重複を防ぐよう努めています。
2021年には、贈収賄防止および汚職防止関連の適用法に対する違反は、エクイニクスが確認している限りありませんでした。 |
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GRI 302:エネルギー | |||
103-1 | 重要トピックとそのバウンダリの説明 | マテリアリティアセスメント | |
103-2 103-3 |
管理アプローチとその構成要素
管理アプローチの評価 |
エクイニクスの環境への取り組み | |
302-1 | 組織内のエネルギー消費量 | エネルギー消費量:2021年のエネルギー総消費量は、スコープ1と2を合わせて7,200ギガワット時でした(2020年の6,589ギガワット時から10%増)。スコープ2は7,193ギガワット時でした(前年比11%増)。スコープ2の地域別内訳は以下のとおりです。
注:スコープ2には、電力、買電契約に基づく燃料電池、冷水による消費が含まれます。これらの値は、ISO 14064-3限定保証基準の要件に適合していることが保証されています。 再生可能エネルギー消費量:2021年の再生可能エネルギー総消費量は、6,770ギガワット時でした(前年比16%増)。
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302-3 | エネルギー原単位 | 単位売上高(百万米ドル)あたりの電力消費量(ギガワット時)で測定したエネルギー原単位は以下のとおりです。
注:すべての年で電力・冷却水を含みます。エクイニクスのエネルギー原単位は、各拠点の効率性に加え、世界各地の収益生成の仕組みによって左右されます。 データセンターの床面積(総平方フィート)あたりの電力消費量(ギガワット時)で測定したエネルギー原単位は以下のとおりです。
注:すべての年で電力・冷却水を含みます。エクイニクスのエネルギー原単位は、各拠点の効率性に加え、世界各地の収益生成の仕組みによって左右されます。 |
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302-4 | エネルギー消費量の削減 | 2011年以降のエネルギー効率への投資による需要削減量は、2021年に完了したプロジェクトによる15,500キロワットを含め、年間約47,500キロワットです。 | |
GRI 305:排出量 | |||
103-1 | 重要トピックとそのバウンダリの説明 | マテリアリティアセスメント | |
103-2 103-3 |
管理アプローチとその構成要素
管理アプローチの評価 |
エクイニクスの環境への取り組み | |
305-1 | 直接的(スコープ1)GHG排出量 | スコープ1排出量の発生源:バックアップ発電のためのオンサイトディーゼル消費、暖房や燃料電池に使用する天然ガス、冷媒ロス(2018年からの新規項目)。
スコープ1排出量減少の主な要因としては、MX1における天然ガスを使用したオンサイト・コージェネレーション設備の停止、および事業全体にわたる集中的な取り組みによる冷媒漏れの全体的な減少が挙げられます。 |
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305-2 | エネルギー使用による間接的(スコープ2)GHG排出量 | スコープ2の所在地別GHG排出量(電気+冷水)と前年比の値は次のとおりです。
2021年の地域別内訳は、アメリカ38%(881,100 mtCO2e)、アジア太平洋34%(786,200 mtCO2e)、EMEA 28%(640,300 mtCO2e)でした。 スコープ2のマーケット基準GHG排出量(電気+冷水)(再生可能エネルギー購入による寄与を織り込み済み)および前年比の推移は、次のとおりです。
2021年の地域別内訳は、アメリカ3%(8,200 mtCO2e)、アジア太平洋96%(245,100 mtCO2e)、EMEA 1%(1,500 mtCO2e)でした。マーケット基準の手法では、エクイニクスが再生可能エネルギーを大量に購入していることを考慮し、排出係数0 mtCO2e/メガワット時(または電力からのネットゼロ排出)を使用できます。 |
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305-3 | その他の間接的(スコープ3)GHG排出量 | スコープ3排出量の発生源:
スコープ3の合計**:
*2019年および2020年について、エクイニクスはFERAロケーション基準排出量を報告していましたが、エクイニクスの事業をより適切に反映させるため、今後はFERAマーケット基準排出量を報告することにしました。 ** 2019年および2020年のスコープ3の合計は、FERAマーケット基準排出量を反映するように調整されています |
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305-4 | GHG排出量原単位 | 単位売上高(百万米ドル)あたりの総排出量(スコープ1 + スコープ2マーケット基準排出量)で測定した炭素原単位は以下のとおりです。
炭素原単位は、サプライヤーに基づく排出係数と低炭素・再生可能エネルギーの購入、および世界各地の収益生成の仕組みによって左右されます。2020年の原単位の上昇傾向は、再生可能エネルギーのない地域(オーストラリアなど)の有機的な成長によるものです。 |
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305-5 | GHG排出量の削減 | エクイニクスは、再生可能エネルギー100%の目標に向けて前進するため、世界各地でクリーンな再生可能エネルギーを調達しています。2021年の再生可能エネルギー率と当社の電力使用量の比較は以下のとおりです。
具体的には、再生可能エネルギーの購入によってスコープ2のGHG排出量を以下のように削減しています(ロケーション基準からマーケット基準へ変更)。
(注:スコープ2には、電力、買電契約に基づく燃料電池、冷水が含まれます。) |
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GRI 401:雇用 | |||
103-1 | 重要トピックとそのバウンダリの説明 | マテリアリティアセスメント | |
103-2 103-3 |
管理アプローチとその構成要素
管理アプローチの評価 |
エクイニクスの社会的取り組み | |
401-1 | 従業員の新規採用数と離職率 | 新規採用者数(採用率):
注:数値は、新たに作成されたポジションと、人員の自然減によって空席になったポジションの両方について、その年に採用された人員の数を示しています。買収の結果として追加された従業員は含まれていません。新規採用率=新規採用者数÷年間平均人員数。 従業員の離職率:
自己都合で離職(退職や死亡を含む)した従業員と会社都合で離職(解雇、不正行為、業績不振などの理由による)した従業員の数を表します。 |
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401-3 | 育児休暇 | 育児休暇後の定着率(2018年はEMEAとアメリカ、2019年・2020年・2021年はアメリカとアジア太平洋の数値):
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SOC-3-a(エクイニクス内部指標) | 従業員満足度 – アンケート回答率 | 2020年、エクイニクスはパルスサーベイの実施頻度を年2回から四半期ごとに変更しました。「回答率」指標は、パルスサーベイに参加した従業員の数を示しています。回答率が高いほど好ましいのは、アンケートがより多くの従業員の意見を表すためです。パルスサーベイは2021年に4回実施されました。
4四半期全体で平均した回答率は79%でした。 |
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SOC-3-b(エクイニクス内部指標) | 従業員満足度 – アンケート結果 | 従業員満足度は、四半期ごとに実施されるパルスサーベイから算出されます。2021年の従業員の回答に基づく満足度スコアは、第1四半期が84点、第2四半期が83点、第3四半期が83点、第4四半期が82点でした。 | |
GRI 403:労働安全衛生 | |||
103-1 | 重要トピックとそのバウンダリの説明 | マテリアリティアセスメント | |
103-2 103-3 |
管理アプローチとその構成要素
管理アプローチの評価 |
エクイニクスの社会的柱への取り組み | |
403-9 | 労働災害 | 2021年のエクイニクスにおける労災状況:
エクイニクスは以前、米国とカナダの欠勤率と休業日数率を報告していましたが、これらの指標は新バージョンのGRIスタンダード(GRI 403:労働安全衛生2018年)では推奨される開示項目ではなくなりました。この情報をご希望の場合は、sustainability@equinix.comまでご連絡ください。 |
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GRI 404:トレーニングと教育 | |||
103-1 | 重要トピックとそのバウンダリの説明 | マテリアリティアセスメント | |
103-2 103-3 |
管理アプローチとその構成要素
管理アプローチの評価 |
エクイニクスの社会的取り組み | |
404-1 | 従業員1人あたりの年平均トレーニング時間 | 2021年、エクイニクスの社員は1人あたり年平均21.7時間をトレーニングに費やしました。 | |
404-2 | 従業員スキルアップ・プログラムと移行支援プログラム | 社員が利用できるリソースには次のものが含まれます。人事、セールス、オペレーション、カスタマーケアなどの様々な部門が作成して展開しているエクイニクス固有の資料。CrossKnowledgeライブラリ。プロジェクトマネジメント。アジャイル。PMP認定。デジタルリテラシー。Microsoft Office。リーダーシップ。LinkedIn Learning。リーダーシップスキルとソフトスキルに関する様々なトレーニングリソース。 また、エクイニクスのグローバルなポリシーと手順に関する充実したトレーニングプログラムも用意されています。これらのプログラムは全従業員に課された必須コースであり、多言語で受講できます。たとえば、グローバル・ビジネス行動規範、贈収賄・汚職防止、職場でのハラスメントの防止(米国とアジア太平洋地域)、セキュリティ意識と責任、事業継続性トレーニング、REIT入門などがあります。トレーニングとリソースは、機能別カンファレンスや機能別トレーニング(Tableauトレーニングなど)をはじめとした外部チャネルを通じても提供されています。また、エクイニクスは学術プログラムの授業料払い戻しを実施しており、社員全体の能力開発に貢献しています。2021年にエクイニクスがトレーニングに費やした費用は、FTEあたり平均722ドルでした。 |
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GRI 405:多様性と機会均等 | |||
103-1 | 重要トピックとそのバウンダリの説明 | マテリアリティアセスメント | |
103-2 103-3 |
管理アプローチとその構成要素
管理アプローチの評価 |
エクイニクスの人材への取り組み | |
405-1 | ガバナンス機関と従業員の多様性 | 2021年のエクイニクスのガバナンス機関と経営陣の構成は以下のとおりです。
2021年のエクイニクスの従業員の構成は以下のとおりです。
2021年に各レベルで女性が占める割合(全世界):
2021年に技術職で女性が占める割合(全世界):
レベル別に見た各人種/民族が占める割合(米国のみ):
詳細については、「給与の公平性へのコミットメント」をご覧ください。 * 地域別FTE数は、報告バウンダリの違いが原因で、10-Kフォームとサステナビリティレポートで異なる場合があります。 |
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405-2 | 基本給と報酬の男女比 | エクイニクスは給与の公平性を提唱しています。報酬・給与チームは、給与に関する市場調査を定期的に行っており、2017年からは採用担当者向けのグローバルガイダンスとして、候補者に過去の給与レベルを尋ねるのをやめて、募集中の職務にふさわしい給与レベルは何かという点に重点を置くよう定めています。エクイニクスの従業員と経営陣に女性が占める割合は、世界的に見ても同業他社と遜色ないレベルです。 | |
GRI 406:差別の禁止 | |||
103-1 | 重要トピックとそのバウンダリの説 | マテリアリティアセスメント | |
103-2 103-3 |
管理アプローチとその構成要素
管理アプローチの評価 |
エクイニクスの人材への取り組み | |
406-1 | 差別関連インシデントと取られた是正措置 | エクイニクスは、違法な差別、ハラスメント、報復のない職場環境を提供することの重要性を真剣に受け止めています。社員向けハンドブックやビジネス行動規範を含む当社のポリシーは、差別を禁止しており、違法な差別やハラスメント、報復を防止する会社の方針を概説するとともに、これらの方針に対する違反の可能性を報告したい社員が利用できる多くのリソースを紹介しています。米国とアジア太平洋地域では、ハラスメント関連のトレーニングも実施しています。ポリシー違反の可能性に関するすべての報告は、エクイニクスの人事部門や法務部門によって迅速かつ適切に対処されます。エクイニクスは、あらゆる形態の現代の奴隷制と人身売買に反対しており、当社で働くすべての人が同じように反対することを期待しています。エクイニクスは、ビジネスパートナー向け行動規範に定めるとおり、「国連人権宣言」と「労働における基本的原則および権利に関する国際労働機関宣言」に基づき、人権の尊重、従業員の健康と安全、自発的な労働力の確保に取り組むよう、すべてのビジネスパートナーに対して求めています。
2021年にエクイニクスで確認された差別関連インシデントは0件でした。 |
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GRI 417:マーケティングとラベリング | |||
103-1 | 重要トピックとそのバウンダリの説明 | マテリアリティアセスメント | |
103-2 103-3 |
管理アプローチとその構成要素
管理アプローチの評価 |
エクイニクスの環境への取り組み | |
417-1 | 製品・サービス情報およびラベリングに関する要求事項 | エクイニクスのデータセンターは、安全で信頼性の高い場所をお客様のIT機器に提供します。エクイニクスは、その機器を24時間365日稼働させるために必要な電力を供給しています。2021年、エクイニクスは世界中の全IBXデータセンターについてエネルギー内容を追跡し、エネルギー消費量、エネルギー効率、再生可能エネルギーに関するデータをお客様に公開しました。私たちは、データセンターがその大きな電力負荷を活用することで、社会と環境にプラスの影響を与えることができると考えています。エクイニクスの100%再生可能エネルギー目標に基づき、気候変動に対処する手段として電力網を化石燃料から移行する緊急の必要性に応えるため、ローカルとリージョンの両方のレベルで再生可能エネルギー発電源を稼働させています。また、エクイニクスのデータセンターで導入されている設備に関するグリーン電力レポートも、お客様からの要望に応じてカスタム形式で提供しています。すべての設備は2021年を通じて100%再生可能エネルギーでカバーされているため、これらのデータセンターの電力供給にかかわるマーケット基準のCO2排出係数(CEF)はネットゼロとなっています。 | |
SOC-11 (エクイニクス内部指標) |
カスタマーエクスペリエンス | エクイニクスは、お客様をすべての行動の中心に置くという企業文化の上に成り立っています。お客様を中心に据えるということは、お客様のビジネスに価値をもたらし、長期的な戦略的パートナーシップを構築して、お客様の声に耳を傾け、それに基づいて行動することでロイヤルティを高めることを意味します。エクイニクスの目標は、お客様が重視する体験を、お客様が信頼するデジタルインフラストラクチャで提供することによって、お客様から他社よりも推薦される存在になることです。エクイニクスでは、継続的なネットプロモータースコア(NPS)調査に加え、あらゆる業界とペルソナを対象にお客様の声に耳を傾け、そこから学ぶことによって、100%のお客様にリーチすることを目指しています。この指標で測定した4年間すべてにおいて、当社のNPSがテクノロジー業界の平均を上回っていることが消費者マインドに反映されていることは喜ばしいことです。2021年には、5,800人の声に代表されるように、NPSが年々増加し続けていることがわかりました。カスタマーエクスペリエンスを戦略的な差別化要因にするための取り組みは、以下を軸に展開されています。
耳を傾ける – 外部向けアンケート、イベントとフォーカスグループ、パッシブフォーム/アンケート、オンラインフィードバックボタン、社員回収フォームなど、さまざまなソースからのフィードバックを集約する「お客様の声」プログラムを通じて、お客様の意見に耳を傾けます。 データを分析する – お客様が価値を感じる瞬間におけるカスタマーエクスペリエンスに関するフィードバックを測定し、エクイニクスとの関係全体についてお客様がどう感じているかについてのデータを収集します。分析から得られた教訓は、戦略に反映され、お客様向け改善施策や重点分野に組み込まれます。 行動する – 全社的にお客様向け改善施策の優先順位を決めて実行し、進捗状況を追跡することによって、私たちの行動が価値をもたらし、カスタマーエクスペリエンスにプラスの影響を与えられるようにします。 進捗状況を共有する – お客様向け改善施策を実行しても、それについて誰も知らなければ意味がありません。お客様の声が私たちに届いていることを実感していただくために、また、お客様の声が当社との取引にどのような違いをもたらすかを示すために、お客様へのフォローアップを行っています。 |
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GRI 418:お客様のプライバシー | |||
103-1 | 重要トピックとそのバウンダリの説明 | マテリアリティアセスメント | |
103-2 103-3 |
管理アプローチとその構成要素
管理アプローチの評価 |
エクイニクスは、当社のデータセンターへのアクセスを円滑化するために使用されるお客様の連絡先情報やその他の個人データを保護しています。エクイニクスは、EUの一般データ保護規則(GDPR)を遵守するために、部門横断的なコンプライアンスプログラムを提供しています。GDPRは、個人情報の漏えいに関する厳格な通知措置や、個々のデータ主体アクセス要求への対応プロセスを含む、データプライバシーに関する包括的なコンプライアンス措置です。GDPRへの対応は、お客様や従業員、その他の第三者の個人情報を取り扱うシステム、プロセス、ポリシーを対象に、当社のグローバルプラットフォーム全体で実施されており、これにより世界各地で新たに導入されるデータプライバシー法を円滑に遵守できるようになります。エクイニクスが新しいアプリケーションやシステムを立ち上げる際には、エクイニクスプライバシーオフィスがそのような構築や立ち上げのプロセスに参画し、データプライバシーに関するプロセスとポリシーが適切に運用されていることを確認します。プライバシーオフィスは、この業務プログラムを管理する職務上の代表権を与えられた法務部門によって主導され、取締役会のガバナンス委員会に属します。プライバシーオフィスは、該当するすべての市場において、エクイニクスのデータプライバシーコンプライアンスを継続的に監督しています。エクイニクスは、お客様が自身のデータプライバシーコンプライアンスを達成できるよう、世界中のお客様に継続的に関与し、必要な支援を提供しています。 | |
418-1 | お客様のプライバシー侵害およびお客様情報の紛失に関する不服申し立てが立証されたケース | 2021年には、お客様に影響を与えたデータプライバシー侵害やお客様データの紛失に関する重大な不服申し立ては立証されませんでした。 | |
GRI 419:社会経済的なコンプライアンス | |||
103-1 | 重要トピックとそのバウンダリの説明 | マテリアリティアセスメント | |
103-2 103-3 |
管理アプローチとその構成要素
管理アプローチの評価 |
エクイニクスのガバナンスへの取り組み | |
419-1 | 社会・経済分野の法令遵守違反 | エクイニクスはグローバル企業として、事業を行うすべての場所で法律を遵守する必要があります。当社のビジネス行動規範は、すべての従業員が自分たちの仕事に影響を与える法律や規制を理解し、遵守する責任があることを明確に定めており、従業員はこの責任を全うするためのトレーニングを受けています。このようにしてエクイニクスは、適用法への違反に対する制裁や罰金に伴う金銭的リスクと評判リスクの両方を積極的に回避しています。2021年、エクイニクスは法令違反による重大または重要な罰金や非金銭的制裁を受けませんでした。 | |
会社に固有の指標 | |||
SOC-10 (エクイニクス内部指標) |
年間の稼働率で測定される、特定の年のお客様のアップタイムの合計 | エクイニクスIBXデータセンターは、高度な設計、セキュリティ、電力、冷却の要素を備え、2021年には全世界で平均99.9999%のアップタイムを実現するなど、業界をリードする信頼性をお客様に提供しています。2021年12月31日現在、すべてのエクイニクスIBXデータセンターは、UPS電源、バックアップシステム、N+1(またはそれ以上)の冗長性を備えています。当社は、個々のお客様との契約書に記されているとおり、アップタイムなど一定のサービスレベルを保証しています。 | |
SOC-11 (エクイニクス内部指標) |
年平均電力使用効率(PUE) | エクイニクスは、データセンターの効率性を示す指標であるPUEを全拠点で測定しており、PUEの12か月移動平均値であるPUE1へ移行しています。現在、報告されるデータは拠点によってばらつきがありますが、2021年のグローバルポートフォリオ全体の年平均PUEは1.48と報告されています。これには、GPXやMainOneなど最近および今後予定されている買収は含まれていません。 |